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白河市の気象予報士「鈴木一成」
福島県白河市の気象予報士がお届けする天気に関するコラムです。「記録的」な気象が多くなってきた時代に福島県内を中心に季節に合わせたお天気の情報を配信します。
お天気コラム
2016.06.01
梅雨入りと梅雨明け
6月は雨の季節です。これから梅雨の時期となり、雨の日も多くなる頃です。
福島県を含む東北南部の平年の梅雨入りは6月12日頃です。平年の梅雨明けは7月25日頃なので、福島県は梅雨の季節は約40日となっています。では、梅雨入りと梅雨明けはどのように決められているのでしょうか。これ位雨が降ったら梅雨に入るなどの明確な定義は、実はありません。気象庁は1週間くらいの週間予報から梅雨入り、梅雨明けを判断します。梅雨入りは前日や当日が雨や曇りでその後も曇りや雨が1週間程度続く場合となります。梅雨明けは梅雨前線が消滅するか北上して、雨や曇りの日が続かず、晴れが続く頃になります。梅雨入り、梅雨明けは天気図の解析や週間予報の分析などの人の主観的な判断が重要な発表となります。
梅雨は農作物や飲料水の水を蓄える時期であり、雨による災害が起きやすい時期でもあるので、その注意喚起を目的として気象庁では梅雨入りを発表しています。この時期の雨の被害は避けたいものですが、農作物にとっては恵みの雨となって欲しいです。
情報提供:気象予報士 鈴木一成
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