HOUSING85

家族を身近に感じられる先進デザインの家

郡山市/Hさん宅
 
 
2人目のお子さんの誕生を機に新築を計画。以前住んでいたアパートの
近くに適当な土地はないかと探していた。「散歩していたらたまたま希望に叶った売地を見つけたので即決しました」とHさんご夫妻。何社かの完成見学会に参加して一目で住宅のテイストが気に入ったという『住まい屋 きらく』と一緒に、家づくりがスタートした。


家族との時間を大切にする工夫やこだわりがいっぱい

奥様のこだわりは、キッチンに立つと家中が見渡せるレイアウトにすることと、絶対に欲しかったリビング続きの和室だった。対面キッチンやリビング階段を採用したのも家族の存在が感じられる家にしたかったとのこと。また、キッチン側には本棚と折りたたみ式のカウンターが造作されている。将来、子どもたちが部屋に引きこもらずにここで勉強ができるようにと奥様のアイデアだ。Hさんご夫妻が最後まで迷ったのは、リビングの階段側にテレビ壁を設けるかどうかだった。結果、壁を設けたことにより部屋が多少狭くはなったものの、テレビを中心としてまとまりのある居心地の良い空間になったようだ。施工途中でご主人がテレビの置き場所が無いことに気づき、改善策として急きょ同社から提案されたものだった。「家づくりは色々な意味で大変でした。でも、楽しそうに家中走り回る子どもたちを見ると、新築して本当に良かったと思います」という、ご夫妻の笑顔が満足度の高さを表していた。
 
 
立地条件を最善のかたちでプランニング

ご夫妻がイメージしていた間取りをベースにプランニングを進めることになったが、土地は住宅密集地だけに季節や時間帯により日当たりが異るため、建築に際しては充分検討が必要となる。そこで同社では3D建築CADシステムを使って太陽光影のシミュレーションを事前に行うことに。このシステムは間取りや建物外観の基本設計、家具・建具を配した空間イメージの確認のみならず、年間の太陽光の入り方を自動計算して表示できるもの。実際、掃き出し窓の位置を再検討したり、リビング西側壁にFIX窓を追加して採光を図るなど、日当たりに関する不安や隣家との閉鎖感の解消に最適な改善ができたことはHさんにとって大きな安心に繋がった。
 
〈満足〉シンク前に調味料やカップなどが収納できる棚を造作した使いやすいキッチン。 「リビング側から見えないので助かります(笑)」と奥様。
和室側から見たLDK。テレビ壁のおかげで、階段の上り下りが直接見えなくなって良かったそう。
〈後悔〉「階段下の物入れは思いのほか広く取れたので、照明を取り付ければ奥の物も探しやすかったかな」と奥様。
 
 
▪マイホームDATA
◦家族構成/夫婦+子ども2人
◦延床面積/111.37㎡(33.68坪) 1階 56.72㎡ 2階 54.65㎡
◦構  造/木造在来軸組工法
◦竣  工/2015年11月
 
▪施工会社
株式会社 住まい屋 きらく【詳細はコチラ
須賀川市小倉字前仲作85 ☎0248-79-4340